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【MCU】ドラマ『ワンダビジョン』5話までの謎まとめ!【フェーズ4】

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https://disneyplus.disney.co.jp/program/wandavision.htmlより

※内容にネタバレが含まれます。ご注意ください。

はじめに

映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』で幕を閉じたMCUフェーズ3に続き、ディズニー+で配信が始まったドラマ『ワンダヴィジョン』で幕を開けたMCUフェーズ4。

ドラマでは現在までにMCUフェーズ3までの映画からダーシー・ルイス『マイティ・ソー』シリーズより)ジミー・ウー『アントマン』シリーズより)、モニカ・ランボー『キャプテン・マーベル』より)の3人が登場しており話題を呼んでいます。

2月9日までに第5話(全9話)まで配信されていますが、見れば見るほど謎が深まり、今後のMCUの展開が気になります。

 

今回は、2月5日に配信された第5話までに判明したこととまだ解明されていない謎についてまとめました。

第6話からドラマは後半戦、大きく物語が動きそうな予感がします!

 

 

これまでに判明したこと

シットコムの世界(HEX)

町の人々はその存在を外の人々に忘れられている

HEXはウエストビューという街と同じ場所に展開されており、それまでウエストビューに住んでいた人々がシットコムの世界のキャラクターとして1~3話までに登場しました。気になるのはジミー・ウーの「外の人々はHEXの中にいる人を覚えていない」という発言。

第5話で計算機会社の同僚がヴィジョンの力で一瞬だけ我に返ったときの反応を見ると本人たちはHEXの外の人々のことを覚えているようです。

しかしジミー・ウーの発言とは異なって外の人々はワンダとヴィジョンのことは覚えています。しかもHEXの人々は知人の存在を覚えているのに対してヴィジョンはHEX以前のことを覚えていない様子。この対比がまた気になります。

シットコムの世界に立ち入ると物質が”書き換えられる”

モニカが偵察に飛ばしたS.W.O.R.D.のドローン、地下からシットコムの世界に潜入した捜査員、ワンダに吹っ飛ばされてはじき出されたモニカの服など、こちらの世界からHEXに侵入すると視覚的な情報や形状が書き換えられるようです。

今のところストーリーには絡んできませんが、すでに登場している何かがHEXの力によって書き換えられており、その姿をドラマの中で見ているとしたら、いろいろと仕掛けられていそうです。

町には子供たちが存在しない

第2話で子供たちのための寄付金を集めるためにワンダとヴィジョンがマジックショーをしたにもかかわらず、シットコムの世界では子供は一人も登場していません。唯一登場したのはワンダが生んだビリーとトミーのみ。これから登場するんでしょうか。

子供について具体的に触れたのは第5話でヴィジョンの力で我に返った同僚ノームが娘に連絡したがったシーンですが、この謎も今後要注目です。

 

登場人物

ヴィジョンはHEX以前の記憶がない

ヴィジョンは自分が置かれている状況に疑問を持ち、たびたびワンダに投げかけますが、その中でアベンジャーズのほかのキャラクターや外の世界について指摘したことはありません。

また、ワンダがヴィジョンの死体を探して研究所に侵入したシーンから第1話の登場シーンまでの期間はドラマではいまだに描かれていません。

ワンダとHEX、ワンダとヴィジョンこの2つのつながりが今後のキーになってくると思います。

お隣さん・アグネスがメタ視点を持っている

メタ視点というのは、「自分がドラマの登場人物であることを認識している」ということ。簡単に言うとデッドプールのようなふるまいです。第5話ではドラマの展開について「今のNGよね・・・」のような発言が気になりました。しかもその発言の後にワンダとヴィジョンが戸惑っていることから、アグネスは意図的に「演じている」ことがわかります。

アグネスがシットコムの世界がドラマとして放映されていることを知っている、ということと、ドラマが意図的に切られており「検閲」が入っているという2点はHEXの世界ができた理由に大きくかかわってきそうです。

 

まだ解明されていない謎

ヴィジョンの動力源は?

ヴィジョンは額にマインド・ストーンがついていて、それが動力源であり、ビームや浮遊などヴィジョンの能力の源でした。マインド・ストーンは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でサノスに奪わてしまったので手元にはないはず・・・

ヴィジョンはどうやって動いていて、何の力で浮遊や変装などその能力を発揮しているのでしょうか?

ヴィランは存在する?

これまでのMCU作品とは違い、ドラマ『ワンダヴィジョン』には倒すべき明確な悪役(ヴィラン)が登場しません。もしHEXがワンダではなく他の誰かによって作られたものだとしたら、ドラマの後半戦でワンダたちと対峙する可能性は大いにあります。

モニカが呼んだ技術者は誰?

モニカに関連の深い「技術者」といえば『キャプテン・マーベル』に登場した擬態が得意なスクラル人。フェーズ3の最後のエンドクレジットにもスクラル人が登場してますから、再登場の可能性がかなり高いです。ワンダ・ヴィジョンに関連の深い「技術者」といえば、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でヴィジョンを修復したワカンダのシュリ(『ブラックパンサー』シリーズより)ですが、モニカとの関係性は微妙です。これに関しては登場してからのお楽しみです。

 

こちらの動画で候補について考察されていました。


ワンダヴィジョン 第5話”技術者”とは誰か?考えられる6人をまとめ

CMBR(宇宙マイクロ波背景放射)が高い理由は?

第4話「番組を中断します」で登場した天文物理学者ダーシー・ルイス(『マイティ・ソー』シリーズより)が測定していたCMBRという数値。実はMCUオリジナルの数値ではなくて実際に存在する数値です。

CMBR(宇宙マイクロ波背景放射)とは、ざっくりいうと宇宙が誕生したときのビッグバンの名残の光です。古いアナログテレビはこのCMBRを拾って砂嵐のノイズとして映していたみたいで、ルーシーがまず古いテレビを要求した理由はこれです。

宇宙が生まれたときの光の名残であるCMBRが高いということは、ウエストビューに新たな宇宙が誕生したということでしょうか?

 

ラストで登場したクイックシルバーは誰?

第5話「問題エピソード」のラスト、言い合いをする二人のもとに来た来客は死んだはずのピエトロことワンダの弟・クイックシルバーでした。というシーンですが、こちら皆さんお気づきでしょうか。注目ポイントが2つあります。ほんとに問題のエピソードです。

まず1つは『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で死んだはずのクイックシルバー(役:アーロン・テイラー=ジョンソン)とは別人だということ。もう1つは、映画X-MEN』シリーズで登場したクイックシルバー(役:エヴァン・ピーターズ)であること。

「前見たのと違うクイックシルバーが来た!」と気が付いたあなたはなかなかのMCUファンです。そしてX-MENのクイックシルバーだと気づけたあなたは真のMARVELファンです。(ピエトロなかなか老けましたね・・・。)

これは今後の映画『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』へと続くマルチバースの概念がMCUに取り入れられた証明だと考えます。

つまり、ウルトロンと戦ったこれまでのMCUの宇宙でのピエトロはもう死んでいるが、X-MENの世界のピエトロは生きていて、シットコムの世界を通じてMCUの宇宙に来ている、と考えられます。

となるとヴィジョンも別の宇宙から来ている、もしくは動力源のマインド・ストーンを手に入れて動いている?ドラマ以前の記憶がないのもこれだと説明がつきそうですが・・・

 

ちなみにディズニー+を見るとX-MENシリーズはMARVEL映画の中でマーベル・レガシー・ムービーというジャンルで分類されています。レガシーとは「過去に作られた」などの意味がありまして、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)には含まれていないことがわかります。デッドプールも第3作目からMCU加入ということもあり、X-MENのキャラクターがMCUについに参戦する可能性が高まったということでしょうか。

 

 

終わりに

ドラマは全9話、ここから後半戦に突入します。MCUフェーズ3までに登場したキャラクターやMCUフェーズ4以降に活躍するキャラクターの参戦もかなり楽しみです、

ラストには大きなサプライズが待ち受けているとのこと。期待値が高まりますね。

theriver.jp

 

ドラマ『ワンダヴィジョン』のストーリーがそのまま映画『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』に繋がるので、MCUの世界観の変化にも注目したいです。

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