ついに公開されたスパイダーマン3の公式タイトル「Spider-Man: No Way Home」と前日に発表されたフェイクタイトルの意図
2月24日、MCU版スパイダーマン第3作のタイトルがMARVEL STUDIOSから発表されました。その名も「Spider-Man: No Way Home」。
今回はタイトル発表とその前に誤発表された3つのフェイクタイトルについてまとめました。
前日に主演達3人が3つのフェイクタイトルを発表。
公式タイトル発表よりも少し前にサプライズとしてピーター・パーカー役のトム・ホランド、MJ役のゼンデイヤ、ネッド役のジェイコブ・バタロンの3人が同時にそれぞれ別のタイトルを発表して話題になりました。
トム・ホランド「Spider-Man: Phone Home」
Phone Homeは”実家”という意味です。(直訳すると”自宅に電話する”)
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ゼンデイヤ「Spider-Man: Home Slice」
Home Sliceとは”親友”という意味です。
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ジェイコブ・バタロン「Spider-Man: Home Wrecker」
Home Wreckerとは”横恋慕”や”不倫者”という意味から”家庭を壊す人”という意味です。
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Instagramでは3人が互いの投稿に「What?」と返信していて、それぞれがフェイクのタイトルを伝えられていたことが判明しました。
公式タイトルは「Spider-Man: No Way Home」
翌日24にソニー・ピクチャーズからこのような動画で公式タイトルが発表されました。オフィシャルの動画でもネタバレいじりされるトム・ホランドさん・・・
他のタイトル候補が遊び心ありすぎる
- FAR FROM HOME ←もうやった
- HOME SCHOOELD(自宅学習)←メイおばさんがダメって
- HOME ALONE ←版権問題!
- HOME WORLD ←つまらんな
- HOME SWEET HOME ←キモい
みたいなことが書かれています。色字で書かれたツッコミなかなか辛辣ですね。
※ここからは個人的な考察がめちゃくちゃ入っていますので、そういうのいらないよという方は見ないことを推奨します。
フェイクタイトルはそれぞれ3人のサブタイトルになる?
フェイクタイトルはフェイクではなく、それぞれ3人の視点から見た「Spider-Man: No Way Home」のテーマなのではないかと考えています。
ピーター・パーカーの”Phone Home(実家)”は主人公、ホームチーム的な表現で、それに対して他二人が「No Way Home」でのピーターとの関係性なのではないかと思います。
MJの”Home Slice(親友)”はスパイダーマンの味方であるということで、逆にネッドの”Home Wrecker(不倫者)”は裏切り者、つまりストーリーの中でヴィランになる展開があるのではないでしょうか?
原作でネッドはホブゴブリンというヴィランに洗脳されてホブゴブリンにされてしまいますから、可能性も低くないと思います。
座ってる人は・・・?!
タイトルの意味を深読みしてみる。
1作目は「Home Coming」で”帰郷”。版権がSONYからMARVELになりMCU加入となったため「戻ってきたよ」という意味があります。また作中に高校のホームカミングパーティーが開催されていて、タイトルに倣ったストーリー展開になってます。
2作目は「Far From Home」は”家から離れて”という意味で、ホームタウンのニューヨークから離れて戦うピーターパーカーの物語です。またMCUフェーズ3の最終作でもある「Far From Home」は「アベンジャーズ/エンドゲーム」の次の作品でもあり、キャプテンやアイアンマンなどメンバーが大きく異なることから”ホームチーム”から大きく離れてという意味でもある。この話からフェーズ4につながって新たなヒーローが続々参戦予定ですし。
さて3作目のタイトル「No Way Home」にも、ストーリー的な展開とMCUの世界を大きく捉える2つ以上の意味があるに違いないと思っていまして、これを深読みしていきます。
スパイダーマンはどの”ホーム”に戻れないのか?
(あくまでも考察で可能性の話なので気楽に読んでいただけると幸いです)
①故郷・ニューヨークに戻れない?
シンプルに考えるなら映画の展開で故郷ニューヨークに帰れなくなってしまう可能性。例えばガーディアンズ・オブ・ギャラクシーやマイティ・ソーのようにアスガルドなどの宇宙を旅することになるとか、です。
2作目の最後ではミステリオに犯人に仕立て上げられてしまったピーター、3作目は逃げ回ってニューヨークの外のシーンで始まりそうですが・・・
②現在の宇宙に戻れない?
2作目「ファー・フロム・ホーム」ではフェイクに終わったマルチバースの概念ですがが、公開予定の映画『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』など、フェーズ4のキーワードでもある”マルチバース”。
ホームをより大きく現在の世界と捉えると、スパイダーマンが別のマルチバースに行ってしまい戻ってこれなくなる可能性があります。
③アベンジャーズに戻れない?
ホームを野球などで応援する地元チームを指す”ホームチーム”のホームと捉えると、スパイダーマンの所属するホームチームはアベンジャーズ。
第3作ではスパイダーマンがアベンジャーズを脱退するという可能性。
④MCU(MAREL STUDIOS)に戻れない?
MCUの裏では『ヴェノム』や『モービウス』などソニー・マーベル・ユニバースでスパイダーマンに登場するキャラクターのスピンオフ作品が続々と映画化しています。
今や社会現象レベルで流行しているMARVEL映画ですが、ソニーとの契約のごたごたでスパイダーマンがMCUを離脱してしまうという可能性。
ソニー・マーベル・ユニバースでヴェノムやモービウスたちと共演する映画になるのかもしれません。
⑤3人が元の関係に戻れない?
フェイクタイトルにもある通り、ネッドだけネガティブなイメージを持つ「Home Wrecker」というタイトルでした。
前述したとおり、映画の中で3人の関係が壊れてしまう可能性。
5つほど予想してみましたが、どれもこれも実現してほしくない”No way home”ですね・・・
ということで、タイトル発表だけでいろんな妄想が膨らみますね!
今後の続報を待ちましょう!