【ネタバレ注意】第8話「前回までは」の感想と考察
※ネタバレしているのでまだ見ていない方は注意!※
どうも、MARVEL大好ききいちです!
2月26日(金)にワンダヴィジョン第8話「前回までは」が配信されました。
その感想と考察をまとめた記事です。
第7話までの展開
- ワンダの精神が不安定でHEXにも影響が出ている。
- モニカはHEXへ2度目の侵入、おそらく電気のスーパーパワーに覚醒?
- アグネスの正体はアガサ・ハークネスという魔女だった!
みたいな感じでした。詳しくはこちらの記事を。
それでは第8の感想・考察に移ります。
第8話「前回までは」
第8話は主にワンダの過去編でしたね。
アガサは過去に自身の強大な魔術が暴走していた
黒魔術に手を出したと魔女の仲間たちから殺されそうになるアガサ。紫色のオーラの魔術を使っていますが、これが黒魔法でしょうか。
周りの魔女から魔力や生命力を吸い取っているようにも見えます。黒魔術を発動するには相手からの攻撃が必要なんでしょうか・・・
ワンダの怒りを掻き立てて魔法で攻撃させ、その力を黒魔術で奪おうとしているのかも・・・?
ワンダ・マキシモフの過去が明らかに
ソコビアでの幼少期、ヒドラに捉えられていた頃、ウルトロン戦、インフィニティ・ウォーと、ワンダの過去は常に悲しい別れの思い出があることがわかりました。またその各シーンでワンダの心を支えていたシットコム。
あまりにも別れの多すぎるワンダの人生、最愛のヴィジョンとの別れから能力が暴走してしまうのもわかります。
第一次世界大戦中のソコビアの実家
シットコムドラマ好きは幼少の頃からだったんですね。
”奥様は魔女”、”アイ・ラブ・ルーシー”、”ディック・バン・ダイク・ショー”などワンダのお気に入りのシットコムたちのタイトルが登場しました。
またアガサ曰く”確率操作”によってワンダが不発に留めたのはスターク社製の兵器。トニー・スタークに恨みがあったのはこの思い出のせいのようですね。
また第8話の過去編で、シットコム中に流れたCMはすべてワンダのトラウマを表していたことがわかりました。不発に終わったスターク社製兵器の点滅が第1話のCMのトースターのランプと同じ点滅でしたね。
ヒドラの研究所の実験室
実験の中ではマインドストーンが自らワンダに接近するように見えます。インフィニティ・ウォーでもヴィジョンがマインドストーンに話しかけられるシーンがあったので意志を持つストーンなのではないかと予想。
石に触れた瞬間に石の向こうには魔法使いのようなが見えました。ハロウィンの時のワンダの仮装のヘアアクセサリーのようにも、アガサの母の魔法を使った際の冠にも見えます。角のような影なヘアアクセサリーが気になりまね。
またストーンがワンダに鑑賞していた部分だけ監視カメラの映像が飛んでいました。
シットコムでもこのように”検閲”が入って動画が飛ぶシーンがあったのであのシーンでもマインドストーンが動いていた・・・?
ワンダの力のルーツはマインドストーンからのものだと判明したので、ワンダが強い魔法を使うとマインドストーンが”検閲”していたということでしょうか。
ウルトロン戦後のアベンジャーズコンパウンド
ピエトロをなくした後のワンダをヴィジョンが慰める場面。
失うことが多く悲しい過去ばかりのワンダと、そもそも過去の思い出が無いヴィジョン。
”愛する者がいないと、失う悲しみは無い”
ヴィジョンと共にシットコムを見て笑った思い出からHEXを無意識にシットコムの世界のように創ったのかもしれません。
エンドゲーム後のS.W.O.R.D.
インフィニティ・ウォーでサノスに消されてから5年後、エンドゲーム後に復活したワンダが向かったのはS.W.O.R.D.。
しかしその目的はヴィジョンの追悼のためでした。
そして死体となって解体されたヴィジョンを前に”あなたを感じない”と残して一人でS.W.O.R.D.を後にするワンダ。これまでのヘイワードからの話が根本から覆りましたね。ワンダは何も悪いことはしていなかったので一安心しました。(ガラスは割りましたが)。
ヘイワードはモニカに「ヴィジョンの死体はワンダに奪われた」と噓をついていましたが、ヘイワードやS.W.O.R.D.のメンバーはヴィジョンが手元に残ったことを知っていたということに。
ワンダウエストビュー到着時
まず気になるのはウエストビューが”存在”していること。
第4話でジミー・ウーとモニカが街を訪れたときにイーストビューからきた警察は「ウエストビューなんて存在しない」と言っていました。また街の外の人々はウエストビューのことを忘れているという話からも、イーストビューから来たの2人に何の目的があったのか気になります。
ワンダが付いたのは更な空き地でした。手に持つ土地の権利書には♡のマークにV(Vision)の文字が。そこから悲しみの力で自分の家、HEXを創り、さらに無からヴィジョンも創りました。
インフィニティ・ウォーではワカンダのシュリがマインドストーンを取り出そうとしていましたから、マインドストーン以外のパワーでもヴィジョンを形成することは可能であることがわかっています。
また、ワンダの力がマインドストーンであることからその力で生み出したHEXの中だけでワンダが作ったHEXヴィジョンが動けるのもまあ納得。
ヴィジョンとやっと再会できたワンダ、ほんとによかった・・・
第8話は全体的に重いシーンが続いてきたので本当にこのシーンで救われました。
さて、第1話がHEXができた初日だとすれば、ハート氏と会う予定と見ていたカレンダーの”ハートマーク”は土地権利書にヴィジョンが書いたハートマークなのかもしれません。
ワンダが車でウエストビューを走るシーンでは喫茶店のテラス席で一人で座るハート夫人の姿があり、夫のハート氏の姿はおろか、対面の席には何も置いてありませんでした。となるとハート夫人は町の人間ではない別の誰かということでしょうか?
シットコムに登場した人物の中にほかにも重要なキャラクターが潜んでいるのかもしれませんね・・・
”スカーレット・ウィッチ”という言葉が初登場
HEXという世界を創り出したことも、ヴィジョン、トミー&ビリーを生み出した事もすべてワンダのカオスマジックという能力であるとアガサは言っています。
このカオスマジックこそがヒドラでの実験中にマインドストーンから授かった強大な能力なのでしょうか。
怒りや感情のままに能力を使うシーンが多かったワンダに対してアグネスは様々な魔法に対する知識があるようです。ワンダの力も魔術では”降霊術”、”マインドコントロール”、”現実改変能力”と呼ばれるようで、広範囲に人を操るには相当なパワーが必要であると教えてくれました。
アガサはワンダが”どうやって”HEXを創ってその内部をコントロールしているのか知りたいようですが、知りたいのはその力の源なんでしょうか。
無から物体を生み出す”カオスマジック”を操る魔女を”スカーレット・ウィッチ”と呼ぶという情報を知っていたアグネス。”スカーレット・ウィッチ”という言葉は魔女界では古くから語られる存在であるように伺えます。アガサが手にする地下の本に記載があるのも?そうだとすれば地下の本は黒魔術などの強大な魔術についてアガサが調べてたどり着いた手がかりである可能性もあるのではないでしょうか。
アガサがカオスマジックの存在をこれで確認したので、第9話で本当の目的が明かされそうです。地下にあった謎の本は第9話で登場するのか?
S.W.O.R.D.のAI兵器・ホワイトヴィジョン登場。
第4話でダーシーの指示でシットコムを観た際に画面のヴィジョンを観たヘイワードは「本物なのか?録画なのか?」など焦る姿がありましたが、S.W.O.R.D.の技術をもってしても動かせないヴィジョンをHEX内に確認して、さらに自在に動いているとあれば驚くに決まっていますね。
しかも手元には白いヴィジョン。組み立てなおしても動かない白いヴィジョンに、マインドストーンから力を得たワンダのパワーを動力源として使うことで起動しようとしています。
(以下、差別化のためにS.W.O.R.D.の白いヴィジョンをホワイトヴィジョン、ワンダがHEX内で 創り出したもヴィジョンをHEXヴィジョンと呼称します。)
ホワイトヴィジョンがHEX内に突入するのであれば、ワンダが創ったHEXヴィジョンと戦う展開になるのかも?
もしくはHEXヴィジョンの魂?がホワイトヴィジョンと合体してワンダと二人でHEXから出てきてくれたらアツいんですが・・・
第9話につながる謎
ワンダはヴィブラニウムを”生み出せる”?
ワンダがHEXヴィジョンを1から作っていましたが、第6話でヘイワードはCATARACT作戦と称してHEXヴィジョンの体を形成するヴィブラニウムの減衰信号を追っていることがわかりました。
ヴィジョン1体で30億ドル分のヴィブラニウムと言っていましたから、それを0から生み出せるワンダのパワーの大きさは規格外ということがわかります。
しかしHEXを出るとヴィジョンの体は崩壊しHEX内に吸収されてしまっていたところを見ると、HEXからHEXヴィジョンを連れ出すのは難しいのかなと思います。
ヘイワードはアグネスの存在を認知しているのか?
第9話でホワイトヴィジョンを使ってHEX内に突撃するであろうヘイワードとS.W.O.R.D.ですが、彼らはアグネスが魔女アガサであることを知っているのでしょうか?
知らずに突入した場合、アガサはワンダの能力を守るためにワンダと共闘する展開になるのか・・・?
コンパウンドでのワンダとヴィジョンの会話を見て涙を拭うしぐさを見せたアガサは、ワンダの能力に興味があるだけでワンダに敵対心は持っていないようにも見えます。
原作ではアガサはワンダの師に当たるキャラクターですから、あまり二人が戦う姿は考えにくい気もします・・・
8話ラストでアガサは子供たちを人質に取っていましたがその目的もまだ不明のままですし、第9話で明らかになるのを楽しみに待つしかありません・・・!
スーパー魔法バトルが始まる!?
おおざっぱにまとめます。
- ワンダはS.W.O.R.D.からヴィジョンの死体を奪っていなかった。ヘイワードの嘘つき!
- マインドストーンの向こうにいた魔女の姿は一体・・・?
- ホワイトヴィジョンが動き出した!次週HEXヴィジョンと戦うのか?
- ワンダの力は”カオスマジック”なにそれ・・・?
という感じです。今週は悲しい過去編でしたが、次の9話でいろいろと解決してくれることを願います!
そして9話の続きはそのままドクターストレンジ2につながるらしいので、ドクターストレンジの登場人物が第9話に登場する可能性もかなり高いと思っています。
HEXがなくなったら子供たちは消えてしまうのかな・・・
以上、第8話の感想と考察でした。